YouTubeで3万回再生されて、100の低評価がついたレビュー動画を作って考えたこと

 

昨年の11月に軽い気持ちで投稿したxperia z3のレビュー動画の再生数が、先日3万を超えた。YouTubeにはそれ以前に30本以上もの動画を投稿していたが、こんなに再生数が伸びたのは初めてだ。今日はそんな動画を作って考えたことを書いてみたい。

発売されたばかりの商品を、最速でレビューすればある程度再生数は伸びる

皆うすうす気づいていることだろうが、発売されたばかりの商品を、すぐにレビューすれば誰でもある程度の再生数を稼ぐことが出来る。私はこの動画を発売後10日以内くらいに投稿した。その当時はまだ有名なYouTuberでz3のレビュー動画を投稿している人がいなかったので、私の動画は埋もれることなく再生されたのだと思う。もし数か月くらい投稿が遅れていたら、私のような無名投稿者のレビュー動画はほとんど見向きもされなかっただろう。

チャンネル登録者数が1桁でも数万単位の再生数はだせる

今回のレビュー動画を投稿した当時のチャンネル登録者数は1桁程度であった。だが、再生数はここまで伸びた。チャンネル登録者数が多ければ、確かに再生数を伸ばせる可能性は高くなるかもしれない。だが、チャンネル登録者数が多い無名のYouTuberの動画再生数を確認してみればわかることだが、彼らの再生数は登録者数の割に少ないのだ。

この理由を分析するのは簡単だ。twitterでは無名で何者か分からないような人が、数万単位のフォロワーを獲得しているケースがあるが、彼らは単純に自分からフォローしまくってフォローを返されたらフォロー解除しているだけか、フォロワーを買っているに過ぎない。だが、そんな質の低いフォロワーが他人のツイートを読むわけがない。ツイッターだと誰がどの程度ツイートを読んでいるかは可視化されないので、それでも形を取り繕うことが可能だが、YouTubeは再生数という形でモロに登録者の質が可視化される。

すなわち、相互フォローだとか、プレゼント企画だとか、登録しまくって登録返しをしてもらって増やした登録者がいくら1000人、10000人になったところで、あなたの再生数は1000回にも10000回にもならないのだ。逆に、今回の私の動画のように、チャンネル登録者数が1桁であっても、伸びる動画は伸びるのだ。

見られているのは「私のレビュー」ではなく視聴者が「欲しいモノ」

今回の私の動画は、「私のレビュー」が面白くて伸びたわけではない。その証拠に、低評価が100個以上ついており、高評価はその約半分程度に過ぎない。ではなぜ伸びたかというと、単純に、11月のz3が発売されたばかりの頃に、みなz3が気になって欲しかったからだ。すなわち、視聴者は、「私のレビュー」を楽しみにして動画を見ていたのではなく、「Z3が欲しかった」から見に来ていたに過ぎない。

この点を自覚せずに、「俺の動画注目されてる、これで人気YouTuberの仲間入りだ!」と勘違いしてはいけない。たいていの商品紹介系動画(ブログもそうだが)は、ほとんどの場合「買い物で失敗したくない」というユーザーが参考程度に見ているにすぎない。

そこから瀬戸弘司のように「瀬戸弘司のレビューだからみたい」というレベルに達っするには、ストーリー仕立てにしたり、顔出ししたりなど、とにかく投稿者自身のキャラクターをレビューの中に絡めなければいけない。そうしてキャラ付けされた動画が面白ければ、自然にあなたのファンは増えるだろう。

ただ、ちょっと買い物の参考程度に動画を見ているような層は、「顔出し動画」や「単なる開封動画」、場合によっては「声出し動画」でさえも見てつまらない、不快だと感じる場合が多いと思われるので、キャラ付けするのであれば徹底的にやりきらなければ中途半端で終わるだろう。そのあたりは、私自身まだ迷っている部分だ。

低評価の中の高評価、そして登録者の増加

この動画は見ての通り、低評価だらけなのだが、この動画を投稿したのち、一気にチャンネル登録者が増え、一桁だった登録者は70人を超えるまでになった。そして、何が評価されたのか分からないが、一定数高評価をつけてくれる人がいて、現時点で40以上の高評価がついている。

創作活動というのは、見られないことには始まらないという部分が少なからずあるので、私は低評価も含めて嬉しかったというのが素直な感想だ。だが、程度の低い煽りやPV稼ぎで「俺のおかげで○○について議論するきっかけが生まれた」とかいっちゃう議論喚起厨は私が嫌いな部類なので、そうはならないように動画の質の向上は常に意識していきたいところだ(ブログの質の向上もね)。

 まとめ

ここまで色々書いてきたが、まとめると「今回は運よく再生数が伸びたね」で終わりそうな感じだ。実際、この動画は台本を作ってあらかじめ何をしゃべるか決めて作ったわけではなく、殆どその場の思い付きでしゃべって作ったような動画だ。それに適当にテロップをつけて、音楽を流してなんとなくそれっぽくなったという感じ。一応私なりに、

・撮影は一眼を使ってきれいに撮る

・開封動画はつまらないので、きちんと端末の機能を紹介する

・お客様にとって役立つ機能を紹介、とか販売員みたいな下らないレビューはしない

などのルールを決めてはいたが、私の滑舌の悪さなども含めて好みの分かれる動画になったようだ。しかしながら、もっと真剣に、台本を作ってきっちり動画を作っていたら今より再生数が伸びていたかというと、それは疑問だ。上手すぎるレビューとか、こなれた感じの動画を見ると、私なんかは逆に不信感が湧いてきて、親しみがわかないからだ。素人がもたもたしながら作った動画だからこそ、今回のように再生数が伸び、登録者が増えた可能性も考えられる。そのあたりは今後研究していきたい。

 

 

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