ビリギャルに共感する時点で、ギャルじゃない

ビリギャルという映画が流行っているようだ。私は観ていないので何とも言えないが、主演の有村架純とあまちゃんで共演したからといって、洗脳疑惑出されて比較されて間接的にビリギャルに注目を集めさせる要因にされているような能年玲奈が可愛そうだなぁという前置きを一言。

ビリギャルとドラゴン桜

それはさておき、ビリギャル的な出来ない生徒が努力して頑張って偏差値の高い大学に入学するストーリー、どっかで見たなぁと思っていて、先ほどやっと思い出したのが「ドラゴン桜」だった。両者の最大の違いは、ビリギャルがそもそも通っている高校が中学受験が必要なくらい偏差値の高い名門校であるのに対し、ドラゴン桜は偏差値の低い高校であるという点だ。だからこそ、ネット上ではビリギャルに対し、「そもそも地頭良いんだから当然じゃない」「単にやる気出さなかっただけでしょ」的な反応が結構ある。私もその通りだと思っていて、ドラゴン桜に比べると「夢のない話だなぁ」と考えている。

本当のギャルはビリギャルに共感しない

この映画の変なところは、「ギャル」の努力のベクトルが「受験」に向くことにあるのではないかと思う。ギャルとかヤンキーとかと接点のない人生を歩んできたので、そういった人たちの本当のところの気持ちは知らないが、本当のギャルはビリギャルに共感しないと思う。何というか、勉強とか、偏差値の高い大学とか、そういったものは眼中になくて、20代前半くらいで結婚して、子供作って、地元で今話題の「マイルドヤンキー」的な生き方をして楽しく生きていくことを目指すと思うんだよね。だから、ビリギャルが「受験」を頑張って慶応に入ったところで、「それがどうした」的な感じになるのではないかと。

そういった意味で、「ビリギャル」の主人公や、そういったコンテンツに共感する層というのは、根っこのところでギャルとかヤンキーにはなりたくてもなりきれない、だけど頭もさほど良くはない、いってしまえば「不良にも、オタクにも、がり勉にもなりきれない」、それでいて「普通な自分が嫌い」という面倒くさい層なのではないかと思うのだ。

まぁ、これを書いている私自身が「オタクにも、ヤンキーにも、真面目にも」なりきれない中途半端な人間なのでそういった人たちをどうこう言う気はないが、人間生きていくって大変だなぁという思いにふけるのだった。

 

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